フィンペシアが効いてこない、プロスカーはどう思われますか?
こんにちは、西川真央です。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。「愛はあるの?」と私がよく言いますが、それは直訳ではなく、あなたが自分自身を愛してくれているか、という意味が込められています。
先日、読者の方からこんな質問が届きました。「フィンペシアが効いてこないんですが、プロスカーに変えるというのはどう思われますか?フィナステリドの配合量がプロスカーのほうが多いとあり、効くように思いまして。しかし、ザガーロに変える方が効くのか、答えが全く出ません。」
それに対する私の回答は以下の通りです。
- フィナステリドに関わらず、育毛目的で最大服用濃度は1mgです。
- フィナステリドの増量は薄毛治療に無意味でリスクが高く、推奨できません。
「だって、愛はあるの?」とあなたが問いかけているように感じます。でも、ここで一つ大切なことを忘れてはいけません。それは、あなた自身を愛すること、そして自分自身の健康を守ることが何よりも重要だということです。
考えてみてください。あなたが大切な人を手に入れるためには、どんな手段を使いますか? もしその手段がその人を傷つける可能性があるなら、それは本当の愛とは言えませんよね。それと同じで、育毛剤もあなた自身を傷つける可能性があるなら、それはあなたを愛する方法とは言えないのです。
そこで、以下のようなポイントを覚えておいてください。
- 添付文書や製薬会社は1mg/日での使用を推奨しており、増量は治験結果で有効とは示されていない
- 5mgのフィナステリドは前立腺薬で育毛目的ではない
- 増量したとしても育毛効果が高まる訳ではなく、副作用のリスクは強化されるだけ
- 認可された量を超えて増量するこというのは、医師としての倫理に反します。
- 最新の研究では、フィナステリドの長期服用で2型糖尿病のリスクが示されています。
ミノキシジルの内服も育毛薬として認可されていないため推奨できません。
さて、「では、どうしたらいいの?」とあなたが思うことでしょう。私が今回提案する代替案の1つとして、低出力レーザーというものも選択肢の中に入れて検討してみてはいかがでしょうか。
その理由は以下の通りです。
- 臨床試験を経て育毛効果が認められ、世界で承認されている
- 毛根内でのATP増加効果が期待でき、高い効果が確認されている
- 製品により性能に差があり、効果的な製品の選択が鍵を握る
あなたが見ている画面の向こうで、西川があなたに「愛はあるの?」と問いかけています。その答えは、自分自身を大切にすること、自分自身の健康を守ることで見つけられます。
薄毛は確かに悩みの一つかもしれませんが、それを解決するために自分自身を犠牲にすることはありません。愛とは、自分自身を大切にすること、自分自身を守ることから始まるのです。
結論として、有効性と安全性が担保された治療法が好ましいと思います。そしてそのためには、適切な情報と判断が必要となります。その手助けができるのが私の役目です。あなたが健康で幸せでいられるよう、これからもお手伝いします。
それではまた、西川真央より愛を込めて…